【新型フィット】カタログ記載の燃費と実燃費を比べてみた！燃費をよくする方法は？

引用：https://www.honda.co.jp/Fit/

 

いい車を買っても維持できなければ意味がない。

せっかく買ったのだから長く乗り続けたい！

 

車って意外にお金がかかる、「金食い虫」なんですよね。

特にガソリン代。

えぇ、もうガソリンないの？こないだ入れたばっかりなのに…

毎月こんなにお金がかかるの？！ってくらい最初は驚かされますよね。

 

でも大丈夫！

今回は車に詳しくない人でも理解できる【新型フィット】の燃費について説明していきます。

燃費とは

 

みなさんに質問です。

【１リットルの水を入れて１時間動くお掃除ロボットと、１リットルの水を入れて３０分動くお掃除ロボットどちらを使いますか？】

 

それは１リットルの水を入れて１時間動くお掃除ロボットですよね。

同じ水の量なら長く動くほうが嬉しいですよね。

 

え、う～ん、別に１リットルの水を入れて３０分動くお掃除ロボットでよくない？ロボットが止まったら水入れればいいし、わたしの家の広さなら３０分動けば十分だよ。

と思った人もいるかもしれません。

 

 

じゃあ少し質問を変えます。

 

 

【１リットルのガソリンを入れて１時間動くお掃除ロボットと、１リットルのガソリンを入れて３０分動くお掃除ロボットどちらを使いますか？】

 

これはもちろん１リットルのガソリンを入れて１時間動くお掃除ロボットですよね。

ガソリンはタダではないし、３０分で掃除が終わる家の広さでも２日分使えるから。１リットルのガソリンを入れて１時間動くお掃除ロボットのほうがお得ですよね。

 

実は車の燃費も同じようなことなんです。

一般的に燃費とは「１リットルのガソリンでどこまで走れるか」ということを表し　走行距離÷消費したガソリン（リットル）　で燃費の計算ができます。

 

１リットルのガソリンで１０キロメートル走るのと、５キロメートル走るのとでは全然違いますし、それがお金に直結すると考えると絶対燃費が良い車がいい！と思うでしょう。

ここでいう「燃費が良い」というのは１リットルのガソリンで長い距離を走ることを意味しています。

 

ガソリンもタダなら燃費とか考えなくていいんですけどね～

【新型フィット】の燃費

 

【新型フィット】の燃費について価格も合わせてまとめました。

すべて単位はkm/Lです。

 

※WLTCモード…①市街地　②郊外　③高速道路　の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード。より正確。

※JC08モード…国土交通省審査値。2020年9月に廃止になりWLTCモードのみの表示になる。

※FF…2WDのこと。前輪を駆動する。

※4WD…４つすべてのタイヤを駆動する。

	WLTCモード燃費		JC08モード燃費		価格
	FF	4WD	FF	4WD	FF	4WD
e:HEV BASIC	29.4	25.6	38.6	30.8	1,997,600	2,195,600
e:HEV HOME	28.8	25.2	38.6	30.8	2,068,000	2,266,000
e:HEV NESS	27.4	23.2	35.0	28.6	2,227,500	2,425,500
e:HEV CROSSTAR	27.2	24.0	34.6	29.4	2,288,000	2,486,000
e:HEV LUXE	27.4	23.2	35.0	28.6	2,327,600	2,536,600
BASIC	20.4	18.2	24.2	20.6	1,557,600	1,755,600
HOME	20.2	18.0	22.8	20.6	1,718,200	1,916,200
NESS	19.6	17.0	22.2	19.8	1,877,700	2,075,700
CROSSTAR	19.4	17.4	22.2	20.0	1,938,200	2,136,200
LUXE	19.6	17.0	22.2	19.8	1,977,800	2,186,800

引用：https://www.webcg.net/articles/-/42073

 

【新型フィット】のe:HEVシリーズは燃費のよさに追及したもので、e:HEVが搭載されていないものと比較すれば燃費に違いは明らかですね。

また、カタログにも記載されていますが使用環境（気象、渋滞等）や運転方法（急発進、エアコン使用等）に応じて燃料消費率は異なるので、表示数値よりもちょっと少ないと考えておいたほうがいいでしょう。

 

 

では、少し詳しく見てみましょう。

 

まず、一番燃費が良いとされているのはe:HEVのBASIC、HOMEのFFで38.6km/Lですね。

一番悪くてもNESS、LUXEで17.0km/Lなのでどのタイプを選んでも満足のいく燃費ではないでしょうか。

 

他にも

・e:HEVは高い燃費が期待できる

・4WDにすると燃費が落ちる

 

 

ということも分かりました。

実燃費はどうなっているの？

カタログに載っているデーターはあくまで実験結果なので、実際に走ったときの燃費をe-燃費を参考に調べてみました。

すべて単位はkm/Lです。

※実燃費はいくつかのデーターの平均を表示しています。

タイプ	掲載されている燃費	実燃費
e:HEV CROSSTAR 4WD	24.0	19.02
e:HEV CROSSTAR FF	27.2	23.44
e:HEV BASIC 4WD	25.6	21.43
e:HEV HOME FF	28.8	25.85

 

このように掲載されている燃費よりはやや落ちると考えていいでしょう。

しかし、e:HEVだけあって高い数値がでていますね。

燃費をよくする方法

 

実は燃費は自分の運転の仕方や、ちょっとしたコツでよくすることもできるんです。

同じ車なのに自分の車の燃費だけ悪いと悔しいですよね。

 

1．急な発進、急な加速・減速をやめる

車が一番ガソリンを必要とする行為が発進と加速です。

『ブゥウウン！』と発進のときに音が鳴る人は、ゆっくりアクセルを踏んでスタートさせるとエンジンに負荷がかかりにくくなり燃費の向上につながります。

また、急な加速や減速は多くのガソリンを消費するだけでなく、エンジンにも負荷がかかるので出来るだけ一定のペースで走るようにしましょう。

 

2．信号の多い道を避ける

止まる、発進を繰り返すと燃費が悪くなることは有名な話ですよね。

高速を走ると燃費がよくなるというのも、ほとんど止まることなく同じペースで走り続けることが大きな理由なんです。

もちろんすべての信号を避けて目的地につくなんてことは不可能なので、信号を避けたほうがいいということを知ておくと便利ですね。

 

3．エアコンは控えめに

運転技術とは関係ないですが、エアコンの使い過ぎもよくないといわれています。

長時間の運転のときは１時間に１回、窓を開けるなど工夫してみても良いですね。

 

4．タイヤの空気圧を確認する

使っていればタイヤの空気は抜けていきます。

空気圧が低下すると、タイヤの抵抗が大きくなりエネルギーロスから燃費低下につながります。

「低燃費タイヤ」というものもあるのでチェックしてみてはどうでしょうか。

 

5．エンジンオイルを点検する

エンジンにとってオイルは非常に大切な要素のひとつです。

エンジンオイルが汚れていると、エンジンの燃焼効率が低下して燃費が悪くなります。

自分で点検できないので、ガソリンスタンドに行った際に聞いてみるといいですね。

 

まとめ

今回は燃費についてまとめてみました。

【新型フィット】はどのタイプでも燃費が良く、ガソリン代を抑えることができそうですね。

 

 

最初の質問を思いだしてください。

【１リットルのガソリンを入れて１時間動くお掃除ロボットと、１リットルのガソリンを入れて３０分動くお掃除ロボットどちらを使いますか？】

 

車も同じように自分のニーズに合い、なおかつ、燃費の良いものを選びたいですよね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。